カラーの招き猫の置き場所には注意

縁起物は運気を上げる

風水では、縁起物は家の運気を高めると考えます。だから、招き猫も風水アイテムとして積極的に用いて構いません。

玄関やリビングなど、清潔な空間で、しかも、人の目に入りやすい場所に置くのが良いでしょう。

 

吉凶を決める5つの要素

風水の吉凶は、木火土金水の5気の相性によって、決まります。

例えば、太陽の光が降り注ぐ南の方位は火気を帯びています。

火と相性が良いのは木です。木から炎が生まれるからです。

緑色のカーテンは、木気を帯びているので、南の窓にかけると、南の火気を強めてくれると考えます。南の火気が強まると、運気が上がると考えるのです。

 

招き猫の色が吉凶を左右する

招き猫は通常、白色をしています。

厳密にいうと、白色は、金気を象徴する色ですし、招き猫は、金運を呼び寄せるために入手する人が多いので、金気ととらえることが可能です。しかし、白は、ニュートラルな色でもあるので、白色の招き猫の方位については、神経質になる必要はありません。ただ、南窓の近くだと、暑くて猫がバテてしまうので、避けたほうがいいでしょう。

問題は、色が付いた猫です。色には、五行の属性が割り当てられます。赤色は日の色なので火気に属しています。緑色は樹木の色なので木気に属しています。

五行の気が属しているということは、方位による吉凶が生じてきます。

この記事では、特に人気が高い、金色の招き猫と黒色の招き猫について考えることにします。

  • 金色の招き猫は、金気に属しています。
  • 黒色の招き猫は、水気に属しています。

金色の招き猫は、金気に属しています。

 

南に金色の招き猫を置いてはいけない

風水では、火と金は相性が悪いとされています。

火は金を溶かすからです。

だから、風水では、赤色の財布は金運を落とすとされているのです。財布の中のお金が、火によって溶かされると考えるからです。



金色の招き猫は、金気を帯びています。

しかし、これを火気が宿る南に置くと、金気が弱められてしまします。

火の力で金が溶かされるからです。

だから、金運がダウンします。

 

黒の招き猫を南に置くと災いが生じる

水と火の相性が悪い

南に水を置くのもよくありません。水槽や池を南に置くと運気が落ちます。

理由は、火と水の相性が悪いからです。

火は水によって消されてしまいます。

だから、南が主張する運気が、水の力で消されてしまうのです。

すでに述べた通り、黒色の招き猫は、水の気を帯びています。

だから、黒色の招き猫を置くと、南の運気が悪い方向に働いてしまいます。

 

2つの災い

南には、以下のような意味があります。

  • 知性
  • 芸術
  • 文学
  • 名声
  • 争い

黒い招き猫により、これらの象意から生じる災いが起こるとされています。

芸術家や作家が成功しない

黒い招き猫を南に置くと、芸術家や作家を目指す人の成功を阻むことになります。

小さな黒色のオブジェなので、池や水槽ほど、大きな力はありませんが、招き猫は簡単に移動できるので、南の方位を避けたほうが良いでしょう。

 

喧嘩が多くなる

南は争いや喧嘩を象徴する方位です。

南に悪いものがあると、夫婦喧嘩、親子喧嘩が起こりやすくなります。

また、ご近所付き合いも悪くなりますし、仕事上のトラブルも生じやすくなります。

 

まとめ

招き猫の置き場所について簡単にまとめると以下の通りです。

  • 招き猫は運気を上げる。
  • 玄関やリビングに置くとよい。
  • 黒と金の招き猫を南の方位に置くと運気がダウンする。