不動産屋・建設業者の方位
風水では、あらゆるものが8つ(8方位)に分類される。
口は西に属し、芸術家は南、山は北東…といった具合に、さまざまなものが分類整理されている。
不動産屋と建設業者は、土地を扱う仕事である。
土地は、北東に属する事象であるため、不動産屋と建設業者も北東に属していると風水では考える。
属するとはどういうことかというと、その方位の吉凶が表れやすくなるということである。
不動産屋と建設業者の場合、北東のつくりが悪かったり、北東に悪いものを置いたりすると、人一倍、多くの災いが起きやすくなる。
だから、北東に最大限の注意を払う必要がある。
北東の象意
北東には様々な意味がある。
人に関するものだと、少年、相続人、養子、土木業者、建設業者、不動産業者などの意味がある。
場所的なものだと、山、林、森、丘、高台、旅館、ホテルなどの意味がある。
もともと、北東には「とまる(停止する)」「動かない(不動)」という意味があるので、旅行やホテルという意味があるのだ。だから、旅館やホテルで働く人も、北東に注意を払う必要がある。
また、北東を考えるうえで、重要になるのは、相続という意味である。北東が凶相だと、相続に問題が起き、家運が落ちるとされている。
つまり、不動産屋や建設業者の家の北東のつくりが悪いと、家運が落ちやすくなるのだ。
運気を下げる原因
大きな木
北東は土気を帯びた方位である。風水では、陰陽五行説に基づいて吉凶を判断する。
土気と相性が悪いのは、木気である。木の根が土の動きを阻むからだ。
昔から、北東に大きな木を植えてはいけないとされている。
大きな木を植えると相続がうまくいかなくなり、家系が途絶える。
特に、不動産屋や建設業者の家の場合、注意が必要である。
トイレ・浄化槽
トイレは、糞尿を出す空間なので、不浄の場とされている。
また、糞尿をためる浄化槽も不浄の場とされている。
だから、トイレや浄化槽が、北東にあると家の運気がダウンする。
特に、不動産屋や建設業者の家の場合、被害が大きくなるので注意したい。
風呂
風呂が北東にあるの良くない。
風呂は水(お湯)をためる場所なので、強い水気を有している。
風水では、水と土の相性が悪いとされている。
水の流れを土が阻むからである。
だから、土性の北東方位に、風呂場がるのはよくない。
また、風呂場は汚れ、におい、カビ、雑菌が生じやすい場所である。
北東の風呂の掃除を怠ると、トイレや便所と同レベルと大競争になるので注意すること。
玄関
玄関は、気の入り口である。
北東は鬼門と呼ばれ、邪気が入ってくる方位とされている。
だから、玄関のドアが鬼門にあるのはよくない。
もし、鬼門にドアがある場合、八卦鏡を使って、邪気をブロックし、鬼門除けをするとよい。