鬼門に木を植えると災いが起こる
鬼門に木を植えるのは凶相である。
風水では、各方位が木火土金水の五気と関連付けられている。
鬼門の方位には土気が宿っている。
土気と木は相性が悪い。
なぜかというと、土は、木の根によって動きを縛られてしまうと考えるからである。
だから、鬼門の方位に大木を植えるのは大凶相とされている。
鬼門の凶害
鬼門の方位には、さまざまな意味がある。
鬼門に木があると、これらの意味に関連する様々な災いが起こる。想定される災いを列挙すると以下のとおりである。
- 家系が途絶える
北東には相続の意味がある。だから、凶相だと、相続がうまくいかずに、家系が途絶える。 - 家の不動産価値が落ちる
北東には土地・不動産の意味があるので、不動産関連の不運が生じやすくなる。 - 財産がなくなる
北東には、貯蓄の意味がある。この方位が凶相だと、貯金がたまらない。または、貯金がなくなってしまう危険がある。 - 土砂崩れの被害にあう
北東には土の意味があるので、土による被害が起こりやすい。 - 肥満になる
北東には肥満の意味がある。 - 家族喧嘩が絶えない
北東には、親子、兄弟の意味がある。だから、凶相だと家庭内の喧嘩が絶えない。
もともと大木がある場合
家を建てる前から、大木が存在している場合、木を伐り、根を取り除く。
さらに、大木があった場所の土を取り除き、良い土を入れる。
大木が、良い気を全て吸い取ってしまったと考えるからである。
だから、栄養分で満ち溢れた新しい土を敷地に運び入れる必要がある。